2012-01-01から1年間の記事一覧

昨日巻いた連句をアップします。 帽子をかぶった大先輩の詩人がご縁で参加してくださいました。連句の座なので別名で、本名はないしょです! フェリスの「ほしのたね」の学生さんから、いろいろな年代の人がいたので、バリエーションに富んだ一巻になりまし…

少し前に『ユリイカ』に発表した詩、『ユリイカ』編集部さんの許可をいただいて、こちらにもアップすることにしました。 久しぶりに書いた散文詩、かなり長いんですが、よかったらご覧ください! ■空に光る幾筋もの細い糸 ええ、そうですね、蛇口をひねりま…

昨日、地元の小学校の夏休み特別教室で、5、6年生4人と連句を巻きました! 句が出るのか心配していたのですが、みんなびっくりするほど上手で、いい句がたくさん出ました。 2時間のあいだに簡単な説明からスタート。 ルールは少しゆるめたものの、できる…

7月3日、5日、6日の3日間、ツイッターで連句を巻きました。ツイッターで巻くのははじめての経験で、あたふたしたところもありましたが、なんとか半歌仙1巻を完成させることができました。 下に作品を発表します。 また、その日のログをせやなさん@sey…

先日学生さんたちと連句会を行い、また巻きたい、という声もありましたので、ツイッターで連句を巻いてみようと思いたちました。 連句は、前後のつながりが大事で、だらだらと無制限にするとわけがわからなくなってしまうので、時間を区切り、わたしが捌く形…

久々に!詩を発表しました。ユリイカ7月号に掲載されています。 ユリイカの方から「久々に詩はどうですか?」と依頼をいただき、「書けるかどうかよくわからないんですけど。。。」という情けない返事をしたんですが、翌日書き始めたら30分くらいで一気に…

せっかくブログを再開したので、過去に雑誌などに掲載されたエッセイなども、忘れてしまわないように、こちらで公開していこうと思いました。掲載時、字数制限などの事情で削ってしまった部分については、必要に応じて加筆していきます。 次にあげる「一歩ず…

先日、ツイッターでも告知しましたが、昨年11月に出版された『お父さんのバイオリン』(徳間書店)が、長野県の夏の読書感想文コンクールと、大阪府の本の帯創作コンクールの課題図書に選定されました。 http://www.nagano-la.com/ http://www.osaka-books…

先日「ほしのたね」のみんなと連句を巻いたこともあって、むかしわたしの連句の師・村野夏生さんからいただいた連句集「滿天星」を読み返してみました。連なるうつくしい言葉の数々にあらためて驚きました。 わたしがはじめに連句を習ったのは、夏生さんの教…

フェリス生たちが作った文芸サークル「ほしのたね」のメンバーと連句を巻きました! 久しぶりだったので、巻けるか心配だったのですが、やりはじめたら楽しくて、なんとか半歌仙巻くことができました。みんな飲み込みも早くて、なかなかの出来と思います。あ…

雨 八木重吉 雨がふっている いろいろなものをぬらしてゆくらしい こうしてうつむいてすわっていると 雨というものがめのまえへあらわれて おまえはそう悪るいものではないといってくれそうなきがしてくる 今から考えると変な子どもだったなあ、と思うのです…

先日連句の巻き方をアップしましたが、言葉で説明しても連句がどういうものかわかりにくいと思いますので、過去の作品を掲載します。すでにわたしのサイトで公開していたものです。連衆は川上弘美さん、東直子さん、大隅結さん、わたし(このころは大下さな…

最近、はじめての方と連句を巻く機会が増えてきましたので、こちらに連句の基本をあげておきますね。ちょっと長いですが、全部覚える必要はありません。どういうものか、だいたいの感じをつかんでくれればOK。あとはその場で説明していきますし、やってみれ…

この春、子どもは小学校にあがり、毎日元気に登校しています。もう幼児ではなく子どもになり、あたらしい世界に足を踏み出して行った、という感じです。 わたしの方も、そういうわけで少しずつ「わたし」である時間を取り戻しつつあります。子どもが生まれて…

ながらく放置してしまってたんですが、このブログであたらしいことを始めようかと思います。身辺雑記的なものはツイッターで書いてしまっているので、こちらではもう少し長いもの、こみいった内容のものを公開していきたいと思っています。 具体的には、雑誌…