2010-01-01から1年間の記事一覧

お気楽極楽

娘「ママはちゃんとしおちゃんの言うことをきけっ!」。ほしお「なんで?」。娘「それはしおちゃんがこの家でいちばん偉いからだっ」。ほしお(ほう。。。)「じゃあ、偉いってどういう意味?」。娘「えーと、いちばん楽しいとか。。。(自信なさそうに)そ…

シャンプー

一見人間だが魚なみの知能しかない化け物たちの夢を見る。なぜか「シャンプー!」と言いながらまとわりついてきて、かなり不気味。「持ってない」と答えると去って行くのでそれほど困らないが、なぜシャンプーなのかわからないうちに目が覚めた。

電池切れ

リビングの時計がまた遅れはじめる。電池切れらしい。ほかの時計に比べて圧倒的に電池の減りが早いが、なぜだろう。そもそも時計なんて時を刻むというふれこみだが、ただ同じ速度で針が動いているだけじゃないか。

水琴窟

道を歩いていると、マンホールのなかからちゃらちゃらと水の流れる音が聞こえて来る。水琴窟のようだ。町のなかの見えない場所にこのように水の流れる場所があるのだ、と思って、目が覚めたようにはっとする。

歌集

佐藤弓生さん、東直子さんから歌集が届く。ふたりとも短歌という同じ形式のものを作り続けているのに、またあたらしく更新されている、という感じ。身が引き締まる思いでした。ありがとう。

荒野

またしてもえらく時間が空いてしまった。この間に夫は思想地図βという雑誌を創刊。長いあいだなにかの戦いがあり(夫の頭のなかで?)、それが一段落してようやく新しい土地に立った、という感じのすがすがしさがあります。そこは未開拓の荒野かもしれないが…

娘、絵本をつくる

工作が好きで日々なにか作っている娘だが、今日は紙を数枚持って来て、これで絵本をつくりたい、と言う。ホチキスで束ねて本の形にすると、さっそく表紙の絵を描き出した。タイトルは「よるのおはなし」。なかなかよいタイトルである(親バカ)。ママと自分…

金魚

うちに金魚がやってくる。お祭りにいっしょに行った人が金魚すくいで取ったもの。2匹いたのだが、水槽に移す前に1匹死んでしまった。娘といっしょにお墓に入れることに。娘は穴を掘るところまでは、ふうん、という感じで意外と大丈夫なのかと思ったが、金…

注射

咳と鼻水が出ていたので、娘をいつもの病院へ連れていくことに。前回ここで受けた予防接種が痛かったようで、しばらく「もう絶対に病院には行かない」と言い張っていたのだが、さすがに記憶が薄らいできたらしい。意気揚々と病院にはいっていき、医師の前に…

耳にチーズ

娘が朝起きて「今日は早くテレビが見たくて、全然眠れなかった。それで、ママが寝てるあいだにこっそり起きて耳にチーズ入れたりしてたんだよ。しかも両方の耳に」と言う。もちろん娘はずっとぐうぐう寝ていたので、それ自体が夢。でもなに? 耳にチーズって…

忍者

娘に「そういえばママのお仕事ってなんなの」と訊かれ、少々焦りながら「お話を作ることなんだけど」と答えた。娘「それって、おもしろい?」 ほしお「まあ、けっこう面倒なことも多いけど」 娘「面倒っていうより。。。その仕事、つまんないと思う」 ほしお…

おしらせ

またしてもすっかりごぶさたしてしまいました。暑いですね〜。ただいまメフィストの最新号に連作「海市協会空き家課」の3回目が掲載されています。雑誌掲載はこれで終わり、あと1編書き下ろしで書いてノベルスに、という感じです。 このお話、海市という架…

トランポリン

トランポリンの夢を見た。だれかがトランポリンをしているところを見ながら、そう言えば、知り合いの詩人が「これから小説を書こうと思う」という話をしていたことを思い出すのだ。その人は「トランポリンをテーマにしたい、トランポリンの上昇と下降が均等…

あやつる

娘が「あやつる、ってなに?」と訊くので「ものとか人とか自分の思い通りに動かすことだよ」と答えると、しばらくなにか考えてから「くまのプーさんに出てくる動物って、ほんとはみんな人形なんだよね」と言う。「そうだよ」と答えると、「じゃあ、どうして…

湿気のように

またしてもえらくあいだがあいてしまった。ぼんやりが悪化している。蒸し暑いせいだろうか。今日は雨が降ったりやんだり。なにもかもが身体のまわりをすり抜けて形を失い、流れからずり落ちているという実感だけが湿気みたいに皮膚にこびりついている。

温和な人

なんだかずいぶんあいだがあいてしまった。とくに意味はなく、ぼーっとしているあいだに日が経ってしまったのだ。そのあいだ、夫は疲労で目が真っ赤になったりしていた。色がもとに戻ってからもしばらくしょぼしょぼして目がうまく開かない様子で、そのせい…

泡みたいなもの

今日は誕生日。祝うような年齢でもないが、天気がよかったこともあって、生まれて来てよかった、と感謝するような気持ちになる。いいことばかりじゃないし、だれでもそうやってひとときここにいて消えていく泡みたいなものなわけだけど、いることができてほ…

一等賞

夫が三島賞受賞〜! 娘は、電話で夫から「パパが一等賞になったんだよ」と教えられ、「よかったね!」と答えていた。ほんとによかったよ! 本人はまだまだ帰ってこないだろうけど、とりあえず娘とふたりで乾杯でもするか。

男の子だったら

「しおちゃんがもし男の子だったらどんな子だったんだろうねえ」と娘に訊くと、「それは、身体の大きさとか顔とかは全部このままで、おちんちんがついてる人ってことじゃないですか?」と即答された。そうか、そうだな、でもママは、性格とか好きなもののと…

時間

娘に「時間ってなに?」と訊かれ、「ああ、時間っていうのはね」と言い出したとたん、詰まってしまった。時間といえば、世界に否応なく流れているあれのことだが、しかしよく考えてみると、あれが流れているところなんて見たこともないのである。流れている…

二時まで

むかしの知り合いが出て来る夢を見た。もう十年近く会っていない人だが、なぜか夢で登場するとき、いつもとてもいい人なのだ。今回も、自分はあんまり待てない性分なんだけど、二時まで待ってあげるから、と恩着せがましい口調で言われただけなのに、待って…

謎の靴下

家の廊下に靴下が落ちていた。わたしのではないので夫の部屋に入れておいたのだが、知らないうちに戻って来ている。夫に訊くと、自分のではない、とのこと。でもわたしのでもない。素材的にわたしが買うようなものではなく、デザイン的に夫が買うようなもの…

ミステリ作家

最近娘といっしょに名探偵コナンを見るようになったのだが、1話で完結するものはまあいいとして、3話ものになると事件編、疑惑編を見ただけではまったくトリックも犯人もわからない。いちおう本格ミステリ作家クラブの会員なのに。もうダメだ。。。

26と27

娘はスケジュール帳(以前わたしから奪ったもの)を勉強用のノートと称し、日々なにか「勉強」しているらしい。今日はメモ欄に26と27という数字を書いてご満悦だった。

102.4センチ

うちのちびっこしおねっちも、4歳10ヶ月にして、ついに102.4センチに! これで次こそスペースマウンテンだ!

半分生きもの

こころもちあたたかくなり、小雨。なにもかももやもやとしてきれいだが、なにを見ても生きてる感じがして少し怖い。道に落ちてぐちゃぐちゃになった軍手など、実際いろんなものが住み着いて、もう半分生きものなのかもしれないし。

ビービー弾

日曜日、公園に遊びに行くと、保育園で同じクラスの男の子たちがいて、いっしょにビービー弾の玉拾いになった。しかし、男の子が自分のをひとつでも取ると、取られたーと言って大泣き。気がつくと、いつのまにか男の子たちもその子のパパも、娘にビービー弾…

とんちんかん

テレビ版「たまごっち」の「まめっちバンパイア」の回が気に入って、録画したものを繰り返し見ている娘が、急に「もうまめっちバンパイア見ないからねっ!」と言い出した。まあ、別に見なくてもいっこうにかまわないのだが、と思っていると、「ママがまきこ…

楽譜

朝見たら、ようやく敷きパッドがなくなっていた。ほんとうによかった。。。朝から小雨が降り続いてたが、夕方になってやんだ。電線に鳥が並んでとまり、楽譜のようだった。

タケノコ

タケノコを食べながら、ふと、人はなぜこれを食べることを思いついたのだろう、と思った。地面から出てるあれを見て、ふつう食べようとは思わないよな。。。