金魚

うちに金魚がやってくる。お祭りにいっしょに行った人が金魚すくいで取ったもの。2匹いたのだが、水槽に移す前に1匹死んでしまった。娘といっしょにお墓に入れることに。娘は穴を掘るところまでは、ふうん、という感じで意外と大丈夫なのかと思ったが、金魚を穴に入れて土をかけたところで泣き出してしまう。わたしが「金魚ちゃんが天国に行けますように」とお祈りすると、「もうひとつお祈りしていい?」と言うので、「いいよ」と答えると、手を合わせて「金魚ちゃんが天国ではもう死にませんように」とお祈りしていた。もう1匹の金魚はあたらしい水槽で元気に泳いでいる。