おしらせ

またしてもすっかりごぶさたしてしまいました。暑いですね〜。ただいまメフィストの最新号に連作「海市協会空き家課」の3回目が掲載されています。雑誌掲載はこれで終わり、あと1編書き下ろしで書いてノベルスに、という感じです。
このお話、海市という架空の都市(「日本のベニス」と呼ばれる水上都市)が舞台で、海市の観光都市としての再興を担う海市協会の一部署、空き家課(古い建物を改築して新しく利用する持ち主に斡旋する業務を受け持つ)の新米職員・明が語り手、空き家課課長の娘で小学校5年の汀が探偵役ということになっています。汀には、古い写真をその写真の撮影場所で見ると、撮影前数分の映像を見ることができる能力があり、その能力を使ったり使わなかったりしながら、古い建物に秘められた謎を解いたり解かなかったり、みたいな話です。
もしよかったらのぞいてみてくださいね〜