野性時代

ほしおです。
またしてもごぶさたしてしまい、今さらなのですが、野性時代6月号に「水中の草原9・架空建築」が載っています。現在編と過去編をつなぐパートです。次回10は最終回。
実は、5月半ばに娘が高熱を出して入院することになり、わたしもずっとつきそいで病院に泊まり込んでいたため、パソコンから遠ざかっていたのでした。娘は無事回復し、金曜日退院になっていっしょに家に帰って来ました。
入院生活も最後の方は娘はすっかり元気になって、病棟内を探検したり、プレイルームでほかの子どもと遊んだり、看護婦さんの真似をしたりして、けっこう楽しく過ごしていたみたいで、帰ってきてから夫が病院どうだった、楽しかった?と訊くと、うん、楽しかった、と答えていました。
わたしの方は、入院中あまりにも風呂にはいれなかったので(病棟内に患者用の風呂はあるが、付き添いは使えない)一度近くの銭湯に行ったのですが、脱衣所に九官鳥やバカでかい金魚がいたりして、そのあまりにもむかしながらぶりにびっくりしたりしていました。
というわけで、最終回のゲラは娘が寝ているときに病室でちびちびと直すことに。小説も最後、病院で夜明けを迎えるシーンで終わるのですが、まさかこんなことになるとは、と思いながら、夜明けの病室で赤を入れてました。。。
そんなこんなで、どうぞよろしくお願いします。