天気の話

この前「たまごっち」を見ていたら、ママたちが集まる話があった。今日はせっかく集まったのだから子どもの話ではなく自分たちの話をしましょう、ということで話し出すが、結局子どもの話になってしまう、みたいな話。が、思った。自分の話とはなんなんだろう、と。人が自分の話をしようとすると、愚痴か自慢のどちらかになってしまう(少なくとも聞く人にはそう取れる)気がする。さらに、まわりの人の話というのは、つまり噂話である。愚痴と自慢と噂話。どれも子どものころからすべきでないと教えられてきたものばかりではないか。それを守ろうとすると、人は無口になるしかない。できるのは天気の話くらいだ。でも、人と人は結局愚痴と自慢と噂でつながっているような気も。。。だとしたらあの教えはいったいなんのためだったのか。