何百年も生きたように

そういえば昨日の昼は等伯展の内覧会に行って来たのだった。生涯の仕事を網羅するような展覧会なので、その画業の幅の広さと量に圧倒されるのだが、ひとつひとつの作品にもまたはかり知れない深さがあり、どこを見ても宇宙のようだった。会場を出ると何百年も生きたように疲れた。