積み重なった箱

親子三人で近所の寺に散歩に行く。墓地で松ぼっくりを拾ったりかくれんぼをして遊ぶ。初詣に向けて屋台の準備もはじまっていて、大きな小麦粉の袋やキャベツや卵やネギの段ボール箱が積み重なっている。いよいよ年の瀬である。毎年のことなのでたいして目新しいわけでもないが、子どものころの正月のことを思い出したりして、しみじみする。