くらげそっくり

娘がわたしの本棚からくらげそっくりというむかしわたしが書いた詩画集(絵は西岡千晶さん)を持って来て、「読んで」と言う。これはわからないだろう、と思ったが、とりあえず読みはじめる。たいしてむずかしい単語が出て来ないせいか、「それで?」とか言って聞いている。といって、おもしろいというわけでもなさそうで、4歳児に不条理系の詩を読み聞かせるという不毛な時間がすぎる。10編くらい読んだところで、突然「もう、無理」と言われる。「あとは怖すぎる」とのこと。わからなくはないが、つまらないと思われたのかもしれない。