身内のおはなし

いつのまにか、夏が終わってしまいましたね。。。いや、終わってよかった。
この夏印象的だったことといえば。。。旅先でアゲハ蝶を2匹とったのです。子ども(2歳)がすごく喜んで、虫かごを眺めては、お友だち、お友だち、と言っているので、蝶たちには悪いと思いつつ、放すことができず、東京まで連れてきてしまったのです。でも、これどうするの?と罪悪感でいっぱいでした。東京に着くと、1匹はぐったりして、死んじゃったかも。。。という雰囲気(どうやら寝ていただけのようでしたが)。次の朝、いやがって泣く子どもをなだめつつ、ベランダから放しました。ひらひら飛んで行きましたが、すぐ死んじゃうかもしれないなあ、と思っていました。ところが次の日、窓の外を見ると、なにかがひら〜ひら〜。アゲハが2匹飛んでいたのです! アゲハなんてそうそういるものじゃないし、蝶と言えばなにかしら奇跡に関係ありそうな生きもの、あの2匹が生きていたのかも!とうれしくなりました。わたしが能天気なだけかもしれませんが。
と、今日の本題はそれではなく。。。夫(東浩紀)がなんと小説を書きました!! 桜坂洋さんとの共作「キャラクターズ」、「新潮」の最新号に掲載されています。共作ですが、途中からふたりで書いたものということを忘れて読みました。これはキャラクター東を鋭く描いた桜坂さんの力? 何度思い返しても笑える一文があったことを言い添えておきます。ともかく、パワーのある作品ですので、未読の方はぜひ。